会津工場

会津工場は、錠剤、経口ゼリー剤、顆粒剤の製剤から包装までの受託製造、実験機段階から実生産機段階に移行するための試作と分析評価、並びに実生産における工程改善も行っています。

太平洋沿岸から120kmほど内陸にある会津若松市に1985年から稼働しています。約110,000㎡ある敷地内に総延床面積 約23,000㎡の建物、主に第1、第2工場棟、第3工場棟、品質管理棟、生産技術研究棟、管理棟が配置されています。

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2工場棟:
単味錠、フィルムコート錠、有核錠及び顆粒剤の製剤から包装までの機能を有します。製造管理システム(MES)、立体自動倉庫管理システム及びグラビティ―フローシステムを活用し人為的な誤りがなく効率的な製造を行っています。製造室は清浄廊下最高圧方式により汚染を防止し、温湿度、室間差圧は常時環境モニタリングシステム(PERMS)により監視され清浄度が保たれています。

第3工場棟:
経口ゼリー剤の専用工場でゼリーの調製から充填、滅菌、包装までの一連の機能を有します。製造管理システム(MES)及び立体自動倉庫管理システムを活用し人為的な誤りを防止し効率的な製造を行っています。製造室は清浄廊下最高圧方式により汚染を防止し、温湿度、室圧は常時環境モニタリングシステム(PERMS)により監視され清浄度が保たれています。工程はトレイローディング装置やAGVの導入により自動化されています。

品質管理棟:
原材料の入荷試験から製造プロセスの品質分析、製品の出荷試験を担っています。最新の分析機器と高度な分析技術により、固形製剤及びゼリー剤の理化学試験及び微生物学的試験などを行っています。異物分析にも対応できます。

生産技術棟:
主に居室などの一般エリア、原材料の保管や製剤試作を行う製剤エリア及び理化学試験を行う分析エリアで構成されています。実験機から実生産機への生産移行や製品の工程改善のためのパイロットプラントスケールでの試作・評価が可能です。また、原薬の物理化学的評価を行える分析機器や微生物学的試験を行うクリーンエリアも備えています。

工場レイアウト

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受託製造専門会社ならではの豊富な経験、蓄積された ノウハウを活かし、
製剤から医薬品や医療機器の製造まで ご要望に合わせて支援いたします。